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SEO対策初心者講座1【入門編】

個人でブログをやっている方から、会社でサイト運営をしている方までこんにちは。
Webディレクター兼SEO担当で働いているゆうきと申します。

突然ですが、SEO対策と聞いてどういうイメージがありますか?

「title、descriptionタグの設定」、「構造化データの実装」、「インデックス制御をどうするか」など、ちょっと調べてみても専門用語が沢山出てきて、取っ付きにくいイメージがあるのではないでしょうか?

そんな苦手意識をお持ちな方に対して、この記事ではSEO対策をなるべくわかりやすい言葉で解説していきたいと思います。

ちなみにこの記事は初心者向けの記事となっておりますので、中級者〜上級者の方につきましてはアドバイスを頂けると幸いです。

SEOとは?

SEO対策の前に知っておきたいこと!それは、SEOの意味ですよね。

SEOとは「検索エンジン最適化(SearchEngineOptimization)」の略称です。

いきなり「検索エンジン」、「最適化」など難しい言葉が出てきましたね…
一つずつ解説していきますので慌てないでください。

まず「検索エンジン」とは、簡単に言うと検索サイトが検索結果を出すときに使ってるシステムの事です。
検索サイトで有名どころは「Google」や「Yahoo!」ですよね。

なので、GoogleYahoo!が検索結果を出すときに使っているシステムのことだと思ってください。

次に「最適化」についてですが、これは読んで字のごとく物事を最適に近づけることです。

世の中にWebページは無数にありますよね?
この無数にあるページの中から、検索エンジンは1位から順位を決めていっているのです。

その中でより上位(できたら1位)にするためにページの改善を行っていくこと、これをSEO対策と呼んでいます。

ちなみに、先程よく使われる検索サイトにGoogleYahoo!を挙げましたが、Yahoo!Google検索エンジンを使用しています。
つまり、Google検索エンジンに対して最適化を行うことが、すなわちYahoo!の検索結果においても最適化を行うことに繋がるのです!

そのため、この記事ではGoogle検索エンジン対策について対策を記載していきたいと思います。

SEO対策をする前に

では早速、具体的な対策を…と行きたいところですが、対策を行う前に知ってもらいたい事があります。

それはGoogleが掲げている理念についてです。

SEO対策をしている人のブログやツイートなどで、「順位が一気に圏外に落ちた…」みたいな感想を見かけた事はありませんか?
それはGoogleが定期的に検索エンジンの中身を更新しているからです。

では、何のためにGoogle検索エンジンの更新なんてしているのでしょう?

それは、Googleが掲げている理念に少しでも検索結果を近づけるためなのです。

なので、まずはこのGoogleが掲げている理念について理解することが、SEO対策を行っていく上で大切になるので記述します。

Google が掲げる 10 の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。

<引用元ページ>
Google について | Google – Google

いかがでしょうか?
全てがSEOに関する記述では無いにしても、Googleはユーザーの事を一番に考えて日々改善を行っています。

そのため、テクニックのみで上位表示されていたページはある日突然順位が下落し、逆にユーザーのためを思って作成していたページは順位が上昇するのです。

ちなみに、下落したからといって全部が全部悪いページではありません。
たまにはGoogleも更新を間違える事があるので、良いページだったとしても一気に順位が落ちてしまうことがあります。

ただし、そういったページは次の更新タイミングで順位が戻りますのでご安心ください。

間違ったSEO対策

SEOの意味、Googleが掲げている理念については理解できましたね。

では次に、先程記載した「テクニックのみで上位表示されていたページ」について説明したいと思います。

ある程度SEO対策について調べたことがある人は、以下のような対策を見かけたことも多いのではないでしょうか?

  • 被リンクをとにかくつける
  • キーワードを沢山盛り込む
  • 見えないところにテキストを書く

これらは昔流行ったやり方で、今では全く通用しません。
こちらも一つずつ解説していきますね。

まず、「被リンクをとにかくつける」ですが、Googleは被リンクが多いサイトを良いサイトと判断します。

何故なら、良いページであればいろんなサイトから紹介されているはず、と思っているからです。
そのため「被リンクが多い=良いサイト」という評価基準があり、これは今でも評価の対象となっています。

今でも評価対象なのに間違ってるの?と思ったそこのあなた。
ポイントはとにかく被リンクをつける、という部分にあります。

昔、「被リンクが多い=良いサイト」というのが分かったSEO業者は自分たちで何百ものサイトを用意し、お客さんのサイトへのリンクを貼りました。
そうするとどうでしょう。お客様のサイトには数百の被リンクがついたわけなので、あっという間に検索順位が向上したのです!

ただ、あまりにもこのやり方が流行ったせいでGoogleも不審に思い、不自然な被リンクについては評価しない!という更新が行われました。

そのため今は「自然な被リンクが多い=評価が上がる」という基準になったのです。

ちなみに相互リンクでお互いリンクをつけまくるといった対策も有効ではないので辞めましょう。
あくまで自然にリンクを貰えるようなサイトにしていくことが重要です。

次の「キーワードを沢山盛り込む」ですが、こちらも昔Googleは「検索キーワードが沢山入っている=良いサイト」という評価基準で順位を決めていました。
そのため、タイトル、本文ありとあらゆるところに上げたい検索ワードのキーワードを盛り込むサイトが増えたのです。

しかし、仮に「渋谷 ランチ おすすめ」で検索した際に、ありとあらゆるところに「渋谷」「ランチ」「おすすめ」の文字があったらどうでしょう?
本当に見たい結果はお店の情報となぜおすすめかという理由なのに、邪魔でしょうがないと思います。

もちろんこちらについても、ユーザーが本当に知りたい情報はキーワードの量ではない、といった事により評価基準からは消えました。

最後の「見えないところにテキストを書く」について。
昔のサイトで、ページの下の方にいろんなキーワードが書かれているページを見かけたことはないですか?

はたまた、文字色を背景と同色にして見えないようにして、隠しテキストにしているページなど。

これらもGoogle検索エンジンの向上により、ズルを見通せるようになったため意味のない対策となりました。
むしろ今やると逆効果まであります。

こうした昔のSEO対策が通用しなくなってきた昨今、賑わいを見せているものがコンテンツSEOというものです。

と、本来この記事ではこのコンテンツSEOについて深掘りしていこうと思っていたのですが、前置きが長くなりすぎてしまったので次回に持越します。

今後記事を書いていくにあたって皆様の疑問にもできる限りお答えしたいと思ってますので、SEOについて気になることがあればコメント欄にて質問頂ければ幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。